Revenge is a dish eaten cold.

物騒な標題だが、べつに私が誰かに復讐を企てているというわけではない。

例によって例の短編集に出てきたわけわかめな表現。「復讐は冷えてから食べる料理」ってなんだ? 辞書を引いてみたけどのってない。頼りのOEDの全文検索にも引っかかりません。ああ困った。

困ったときのグーグル頼みで、とりあえず "dish eaten cold" で検索をかけたら、1971年のイタリア映画"La Vendetta è un piatto che si serve freddo" が引っかかってきた。これの英語のタイトルが、"Vengeance is a dish eaten cold" または "Vengeance is a dish served cold" だという。あれこれ見てみたら、どうも a dish eaten/served cold でもう「復讐」を意味する成句になっているらしい。

それはいいが、なぜ復讐が「冷えてから食べる/出される料理」なのかわからん。というわけでさらにあっちこっち検索してみると、どうも Revenge/Vengeance is a dish best served cold.(復讐は、冷えてから出すのが一番な料理) というのが最も一般的な形らしいということがわかってきた。そこで "dish best served cold" で検索してみたら、"English Proverb" というページが引っかかってきた。そこの記述によると、これはタランティーノ監督の Kill Bill かなんかで使われて有名になった成句で、「復讐は相手が忘れたころにじっくりゆっくりやるのが一番うまくいくし、気分がよい」という意味だそうです。ふーん。そんなもんですかね。私としてはその場でぶん殴るのが一番すっきりすると思うんだが、そういう単純な人間には復讐はできないっていうことなんだろうか。

この一文の意味を調べるだけで2時間近くかかった。しかし、まだ問題は片づいていない。何て訳せばいいんだーーーっっ!! とここまできたところで昨夜は疲れて寝てしまいました。予定のページ数の半分もいかなかった……もう地獄です。ほんとに復讐してやりたい気分だけど、誰に復讐すればいいかわからないときはどうすればいいのでしょうか。